エクステリア
まず最初に見た時は、意外に大きい!という印象。
カタログ上ではシビックと同じ5ナンバーサイズで、全長はシビックより100mm以上短いにもかかわらず、全高が1700mm以上ある為にとても大きく見えました。
そしてアンバランスなほど大きな窓が印象的。ヨーロッパの路面電車をモチーフにしたという事で、確かに一風変わったデザインに仕上がっています。
写真で真正面から見ると間抜けな顔つきも、斜めからみると意外と綺麗なラインでなかなかカッコ良く見える。
スポーティーさ、力強さ、威圧感とはかけ離れてますが、よくまとまったデザインだなと思いました。
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インテリア
室内の広さは想像以上!両手を伸ばして伸びができるのに感激しました。
天井部分の空間はヘタをするとデッドスペースになりそうですが、小さなボディーで広さ感を出すのに一役買っています。
シート地はベージュで全体的に明るい色使い。窓が大きいので明るく開放感たっぷりです。 |
運転席
運転席に座ると、盛り上がったシルバーのセンターパネルが目に入ります。
そこからニョキッと生えたシフトレバーは意外と操作しやすく、レバー横に付いているSモード切替スイッチも素早く操作できます。
スピードメーター中央部には、オド、トリップ、トリップ区間燃費を切替表示できるメーターが付いています。普段燃費を気にしない人でも、これを見てるとついついエコランしてしまいそうです。
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セカンドシート
セカンドシートに座りシートを一番後ろにスライドさせると、足元は十分な広さ。足を組んで両手バンザイしても大丈夫です。
そして窓が大きいので空から道路まで一目で見わたせ、開放感たっぷり。もしかするとここが一番快適かもしれません。
気になったのは両側がスライドドアの為、ドアのアームレストが窓枠と兼用になっていて、私にはちょっと遠くて高いなと感たこと。
あと、幼児を乗せた時の事を考えてか、窓がパワーウインドウじゃなくハネ上げ式で、換気しかできないのはちょっと残念です。 |
サードシート
普段は3列目を畳んで5人乗り。いざという時は3列目を出して7人乗りにできるサードシートです。
膝元のスペースは2列目と分け合う事になりますが、大人でもちゃんと座る事ができ、緊急用というイメージはありません。長距離ドライブでもしない限り十分使えるシートだと思います。
ちょっと気になったのは、足が妙に下の方まで潜り込む事。
ガソリンタンクを運転席下に配置した事で、2列目シート下に余裕がある為だと思いますが、なんだか食卓の椅子に腰掛けているような感じがしました。 |
ラゲッジルーム
サードシートを出した7人乗り状態ではさすがに大きな荷物は積めません。しかし、サードシートを畳むと二列目の下にすっぽり収納する事ができ、こうすればかなり広い荷室が現れます。普段はこの状態で十分です。
さらにセカンドシートを跳ね上げると、自転車も積む事ができるフラットなスペースが現れます。
他にも多彩なシートアレンジができ、さらに隠しモードもあるらしいので、これだけで小一時間遊べそうですね。 |
エンジンルーム
短いボディで広い室内スペースを確保する為、エンジンルームはかなり短くなっています。
1気筒に2本のプラグを持つi-DSIエンジンは、ホントにこれで1.5L!?と思うほどコンパクト。エアクリーナーとインマニが直接繋がっているので、さらに小さくまとめられています。
これだけ小さいエンジンルームながら、重量バランスを考えてバッテリーをできるだけ後ろに配置するホンダ伝統のレイアウトは涙ぐましいです。 |